婚約指輪は別名エンゲージリングとも呼ばれ、婚約の証として男性から女性へ贈られます。よくテレビドラマや映画などで、片足をつき、男性が女性へ指輪を出して「結婚してください」と求婚を迫るプロポーズシーンに用いられる指輪のことです。使われる石は決まっているわけではありませんが、ダイヤモンドを選ぶのが一般的となっています。
なぜダイヤモンドなのか?
ダイヤモンドがエンゲージリングに使用される理由は諸説ありますが、地球上で最も硬い鉱物とされるダイヤモンドには、その硬さから「壊れることのない、永く続く愛」という意味合いが込められています。
他にも4月の誕生石でもあるダイヤモンドの宝石言葉には「純潔・永遠の絆・純粋無垢」という意味があります。いずれにせよ、変わらぬ輝きを放ち続けるダイヤモンドの普遍性は古くから愛されており、永遠の愛を誓うエンゲージリングに好んで使用されてきたのです。
ダイヤモンドを取り扱う際のポイント
ダイヤモンドの硬度は天然の物質の中で最も硬いとされており、傷をつけられるのは同じ硬度のダイヤモンドだけということになります。ダイヤモンドのついた婚約指輪と結婚指輪を重ねづけする際には、お互いの宝石部分で傷つけ合わないようご注意ください。またダイヤモンドはひっかき傷には強いですが、一定方向の力には弱い性質があるため、強い衝撃が一定の方向から加わると欠けたり割れたりするケースもあります。
ダイヤモンドの輝きを永く楽しむために
ダイヤモンドは親油性が高く、皮脂や化粧品の油分などが付着すると輝きが失われてしまいます。美しさを保つには定期的な洗浄が欠かせません。ご自身でお手入れをされる場合、メガネ拭きのような柔らかい布で拭くか、汚れが酷い時には柔らかい歯ブラシに中性洗剤をつけて優しく叩くように汚れを洗い流すと良いでしょう。
エンゲージリングに使用する宝石は必ずしもダイヤモンドと決まっているわけではなく、人によっては真珠や誕生石を選ぶこともあります。どちらにしても結婚を約束する男女にとって、とても大切なアイテムであることに変わりはありません。PAXYではお二人だけのオリジナルのエンゲージリングをオーダーメイドで作ることも可能です。ぜひ電話やメールでお問い合わせください。